コワーキングスペースってどんな人向き?料金はいくら位?

コワーキングスペース

2019年コワーキングスペースの店舗数は800件でしたが、2021年現在はゆるやかにではありますが1200店舗以上と確実に増えています。今は都心、ターミナル駅周辺に多くある印象ですが、今後利用者の増加に伴いどのエリアにも拡大していくと予想されます。

でも、コワーキングスペースを利用する際には様々な質問が湧いてくるでしょう。

利用料金の価格はいくら支払うの?分単位?1時間?3時間なら?1日いくら?1ケ月いくら?契約をしなくてはいけないの?入会金は?会員制?

カフェで200円~300円払えばその場所を利用でき仕事をすることも可能でしょう。

ですが、もっとおすすめの場所があります。コワーキングスペースです。

コワーキングスペースなら混雑して席がない、大きな声で電話出来ない、すぐにコピー取りたい等、オフィスにいる様な感覚で仕事が出来ます。

コワーキングスペースを利用されてことがある方にアンケートを行った所、また使いたいと回答された方が50~79%もおりました。

運営会社にもよりますが月額で15,000円以内で使える所が多く、日割りにすると500円位でご利用いただけます。(土、日、祝も可)基本的にはフリーアドレスでの利用となり運営会社によってはブースごとに固定された席の場合もあります。

ドロップインの場合は利用者はまず、受付で利用規約を読み、名前、住所、人数、入室時間、退室時間を詳細に記入していくという流れです。(事前に予約も可能です)

また、別途料金はかかりますがオプションで様々なサービスも受けられます。

法人化を考えている方等には法人登記サービスや、コピー機、ロッカー、打ち合わせ用の会議室等があります。

コワーキングスペースの店舗数が増えていく中で新たなサービス、イベント、設備等も進化していくでしょう。

ぜひ、ご利用いただきたいです。

最近よく週休3日制について自民党内で議論しているや、大手企業を中心に週休3日制を拡充させていく等のニュースを耳にすることはありませんか?

単純に給料が変わらないで休みが増えるならばありがとうございますと素直に言いたいとこですが、まあ普通に考えればそうなるはずはありませんよね。

また、終身雇用も死語になりつつある日本で将来の不安から副業を始める人が増えています。

コロナ渦を機にテレワークを経験された方でご自宅だと集中出来ない、仕事が捗らない等を感じた方は多かったのではないでしょうか。

そこでその悩みを解決出来るコワーキングスペースを今回はご紹介致します。

コワーキングスペースを選ぶポイント、料金等詳しくご説明したいと思います。

コワーキングスペースとは?

言うなれば仕事、勉強専用のオープンカフェといったところでしょうか。

コワーキングスペースの特徴として、オープンスペースで席が決められていないフリーアドレスである場合が多い特徴があります。また、その為あらゆる企業、個人、または学生も利用出来るため料金自体も低価格に設定されており、ドロップイン(一時利用)、毎日利用される方には月額プラン等使用方法によって様々な料金プランを採用しているコワーキングスペースもあります。

設備も会社のオフィスにあるもの全般は装備されておりドリンク等も飲み放題のコワーキングスペースもあります。

コワーキングスペースの利用メリット

コワーキングスペースは基本的に駅近にありアクセスがとても便利です。

料金も賃貸オフィスを借りる場合は初期費用がかなり多くかかりますが、コワーキングスペースを利用する場合かなりの低価格でご利用出来ます。

またコワーキングスペースではカフェや図書館等と違い、周りを気にせずビデオ通話や長時間利用出来る点です。

例えば、カフェで仕事をしている方も見られますが、やはり混んでくると周りの目やお店によっては店内でのお電話はお控え下さいというお店もあり、長時間利用していると居心地が悪くなり集中出来ないのではないでしょうか。

設備に関してもオフィス以上に整えているコワーキングスペースもあり、事業をやりたいが初期費用を抑えたいという方にはコワーキングスペースはかなりオススメです。

コワーキングスペースの利用デメリット

コワーキングスペースを低価格で利用する場合、オープンスペースでフリーアドレス(席が決まっていない)の場所が基本だと思いますので、静かに集中したい方や電話や会話等で事業の内容を聞かれたくない方等にはご利用は向いていないかもしれません。

ただ、個室を設けているコワーキングスペースもあるので一度ご利用してみたりして問題無さそうであれば選択肢に入れてもみてもいいのではないでしょうか。

また、どこにでもコワーキングスペースがあるわけではないので自宅から通うのにかなり移動時間がかかってしまうのであればそれはかなりのデメリットに感じてしまうでしょう。

ですが、年々コワーキングスペースは増えておりいずれ近くでコワーキングスペースが出来るかもしれませんね。

コワーキングスペースの場所選びの心得

都内だけでコワーキングスペースと呼ばれている施設が300以上あります。

また、コロナの影響で企業でのテレワーク導入が増え更にその需要に応えるためにコワーキングスペースは増えていくと予想されます。

コワーキングスペースの場所選びに関し自分に必要な物を抜粋して選択して利用しましょう。

例えば、ただ単に自分のみで仕事をする場合、ご自宅から一番近いコワーキングスペースがそれは良いと思います。

ですが、複数で仕事している場合、仕事をしている仲間との中間地点がお互いの事も思え最適な場所ではないのでしょうか。

それからコワーキングスペースの場所によっては会社登記出来る出来ない場所もあります。また利用に関する料金、必要な設備はあるか等をチェックし場所選びをしていくのがオススメです。

コワーキングスペースの選び方のポイント1

コワーキングスペースのアクセス

先程も少し申しましたが、自分一人でもくもくやる場合にはご自宅からの通い易さ、複数でやる場合には人の集まり易さを重きに考えるのが良いのではないでしょうか。

ですが場所だけで選んでしまうと場所は良いけど駅の改札から意外に時間かかるなとか、エレベーターが全然こないなとか実際にご利用しないと分からない事もあります。

目星がついたのであれば実際に現地に行きアクセスは表記通りか等をチェックしたほうがよいでしょう。

コワーキングスペースの選び方のポイント2

コワーキングスペースの料金

コワーキングスペースの料金体系は利用方法によって様々ですが、ドロップイン(一時利用)に関しては従量課金制が基本です。

例えば新橋徒歩1分の場所にあるコワーキングスペースの料金は30分まで220円。延長15分ごとに220円、一日最大利用料金であれば2640円と表記されています。

また、毎日利用されたい方には定額プランもあります。

平日、土日どちらも利用出来るプランで月額26,180 コース。

日割りすると一日(26,180円÷30日)で872円ご利用出来ます。

平日のみ利用されたい方は20,680円で利用出来るプランもあります。

日割りすると一日(20,680円÷30日)689円でご利用出来ます。

光熱費、通信費、賃貸料等考えればかなりお得に感じるのは私だけでしょうか?

コワーキングスペースの場所選びのポイント3

コワーキングスペースってどんな人向き?料金はいくら位? (3)

コワーキングスペースにある設備

コワーキングスペースの場所によっては会議室、個室、BOX席等がある場所もあります。

普通のオフィスにあるものは基本的に完備されています。

電源、シュレッダー、高速Wi-Fi、複合機等、モニター、フリードリンク等

また、ロッカー、シャワー、仮眠室、託児所も併設されているコワーキングスペースもあるようです。

更に色々な職種の方に対応しているコワーキングスペースもあり、物作り系の職種の方には3Dプリンター、3Dスキャナー、電動工具等

ファッション系の職種の方にはミシン、トルソー、テキスタイルプリンター等

今後も様々な職種の方に対応できるコワーキングスペースが増えていきそうですね。

コワーキングスペースの場所選びのポイント4

コワーキングスペース周辺施設

コワーキングスペースのアクセス、料金、設備以外にもあると便利な周辺施設をチェックしておきましょう。

例えば、すぐに入金、振込等が必要になった場合銀行等は近くにあるか、また書類等を送りたい場合、郵便局やコンビニ等対応してくれる所が近くにあるか等、コワーキングスペースの施設のスペック以外にも目を向けておきましょう。

コワーキングスペースの未来

副業や勉強、少人数で事業を始めたい方にはコワーキングスペースはかなりオススメ出来る施設であると思います。

また、会社員であってもオフィスまで通勤して仕事をする事はコロナを経験した世界では減っていくのでは予想されます。

自宅では仕事に集中出来ない方やたまには自宅以外で仕事したい方等にはコワーキングスペースをドロップイン(一時利用)で選択して利用するのもいいと思います。

定額プランでもかなりの割安感で利用出来ますのでこれからの新しい仕事の形になるのではないかと期待しております。

今後は色々な職種に対応出来るコワーキングスペースを作るのが課題であるとは思いますが、需要が増せば必ず生まれてくるでしょう。