コワーキングスペース、これからのマンション事情

コワーキングスペース

2019年冬頃から2000年にコロナが猛威を振るい、2021年今現在、コロナ渦を生きる中ウイルスとの戦いは一進一退の様相を呈しています。 これから少なくとも約5~10年先も同じような状況が続くという情報をテレビ、twitter、facebook等で掲載されているのを拝見し、私達の働き方は以前の様に戻ることはなく様々な新しい形で変化していくのではないでしょうか。

第一回目の非常事態宣言の頃に比べますと出社するケースは増えました。ですが今現在でも都心エリア中心ではありますがコワーキングスペース、シェアオフィス等といった出社しない働き方が徐々に浸透し始め増加しています。在宅勤務関連のニュース等も聞く機会が多いと最近では感じます。

カフェで数杯コーヒーを飲みパソコン作業等をして仕事をしている人をたまに見ますが、これからは新たなワークスペースの場所を探し活用してみてはいかがでしょうか。 そんな私も昔はカフェで12杯もお茶やコーヒーを飲んで仕事した事があります。

経費で落ちるからいいやと会社に申請しましたが落ちず高い高いお茶代でございました。 コワーキングスペースなら一日利用しても安く低料金で利用出来るのも魅力です。 またこれからの住宅選びも変化するかもしれません。新築分譲マンション、戸建て等、新しい住まいの購入を検討されている方は物件を調べる際に不動産屋の販売図面の間取りを見ていて気付いた点もあるのではないでしょうか。

テレワーク専用の部屋が設けられているデザインになっていたり、大型のマンション内の共用施設にはコワーキングスペース専用のフロアも設置するマンションがシリーズ化を実現予定で開発していくという記事も目にしました。 個人的な意見ですが、これからはコワーキングスペース付きのマンションが人気になるのかもしれませんね。

気になる方は色々なサイト等でも調べて問い合わせてみてください。 入居された方は無料で使用でき、マンションによっては一時利用者(時間貸し)にも対応可能で使えるそうです。

会社のオフィスと同程度の設備とブースや個室、ラウンジ、本や観葉植物を置き仕事に集中出来る空間を目指した環境、サービス等を提供するコワーキングスペースが増えていくでしょう。

お酒等を置けるようにすればそこで知り合いになった方と一杯楽しむ方が増える感じがしますね。 プライバシーには注意して、新しい出会い方が出来ればいいかもしれませんね。

ウィズコロナ マンション情報1

清水建設子会社の株式会社シミズ・ビルライフケアはコロナ後を見据え、既存であるマンションの共用部を居住者専用のコワーキングスペースとして形を変え事業を展開するそうです。

都心の大規模マンションではコミュニティースペース用に設けた共用施設が上手く活用されておらず、 課題になっていました。 そこでコワーキングスペースの様な空間を新たに衣替えをすればコロナ後の働き方にマッチ出来、有効活用する事が出来るのではと考えているそうです。

提供するコワーキングスペースとしては、オープンカウンターや複数人でも対応可能な仕事や休息を目的としたブレイキングテーブル、会議ブース、オフィス什器、通信設備等です。60m2以上のスペースがあればどのマンションでも整備可能と見ているそうです。 自宅でもなく、マンションの共用施設に職場があると考えると通勤も恐ろしく楽ですし、仕事にも集中出来そうでいいですよね。

まずは1988年築の江東区にある超高層マンションの共用施設をコワーキングスペースとして整備する予定で、 120㎡のコワーキングスペースを整備工事し2022年度に着工予定だそうです。

このような動きが活発になればマンションの修繕費用等にも充てられる事が可能かもしれないので、 居住者全員に嬉しい事だと思います。またセキュリティーの問題等もあるかとは思いますが、居住者専用のコワーキングスペースではない方が使用料等からさらにマンションの改修工事等に回すお金が増えるかもしれませんね。

ウィズコロナ マンション情報2

「リビオ」シリーズを展開する日鉄興和不動産はニューノーマル対応に舵を切り、「リモートワークの住まい」 を目指したマンション開発を推進していくそうです。 在宅勤務時に感じた難点を汲み取りそれを解決するため「リモーゼット」「リモドア」「リモデスク」を提案しています。 リモーゼットは広めのウォークインクローゼットにし、収納と併用可能なワークスペースを作り棚や照明、コンセントを設置しドアを閉じれば仕事に集中出来る空間に出来るそうです。 リモドアは間仕切りを自由に動かす事を可能にし、仕事に集中出来る空間に瞬時に出来ます。 リモデスクは寝室での仕事を可能にするためにあらかじめ壁面にカウンター、照明、コンセントを設置し 仕事に集中出来るような作りになっているそうです。

基本的に仕事が部屋のどこでも出来る様にと考えて色々と効率よく柔軟に対応されているのを感じられますね。 お子さんがまだ小さく集中出来ない時には寝室でのリモデスクや逆に奥様や旦那様が寝室で寝ている時には リモーゼット、リモドア等で仕事が出来ますね。 家族でいる時間が増える分、自宅での仕事の仕方の悩みも増えリモートワークの住まいを目指したマンション、戸建てが増えていくのは予想できますね。

ウィズコロナ マンション情報3

三井不動産レジデンシャル、鹿島建設、清水建設は、パークタワー勝どきミッド/サウス、総戸数2786戸のマンションを手掛けニューノーマル対応のこれからの時代のマンションを販売しました。

所業施設、スポーツアリーナ、保育所等を建物内を街のような空間にし、屋外に出ずに駅や様々な施設の利用を可能にしています。 パークタワー勝どきミッド/サウス内には300㎡のコワーキングスペースがあり、フィットネスジム等も併設されているそうです。 仕事の息抜きに筋トレもいいかもしれませんね。

これからの時代はこういったコンパクトな街を作りそこで仕事、買い物、保育、ジム等を完結できてしまうような感じになっていくのかもしれませんね。 効率重視、移動の制限がしやすくなる等メリットは考えれば他にもあると感じます。