仕事の仕方に大きい変化が起きている昨今ですが、コワーキングスペースの利用者が増えてきている中、コロナ禍の影響を大きく受けている施設として温浴施設があります。
そんなスーパー銭湯、サウナ、スパといったリラクゼーション施設にコワーキングスペースや作業場を設ける施設が2020年頃から2021年にかけて増え始め、利用され始めているのはご存知でしょうか。今回の記事はそんなおすすめの施設を紹介して行きたいと思います。
こちらは仕事の合間にお風呂に入ったりサウナに入ったりとリラックスできるので仕事に対する集中力が上がる場所として人気になってきている施設となります。
コワーキングスペースもしっかりと仕切りがあって個人スペースも設けられているところが多くあります。
コロナ対策としても安心して使える場所やPCを使うための電源や館内に無料のwi-fiなどの情報通信設備も整っているところが多く新しいワークライフスタイルとして注目されています。
※注意点として最初に上げて置きますが現状では予約の必要の有無、利用料金や利用時間の変更等も多く、事前に問い合わせ等をしていただき確認していただく必要がある場合があります。また定休日や休館日などの可能性もありますのでご利用の際は必ず詳細を各施設のホームページなどをご覧になった後ご利用されるようお願いします。
コワーキングスペースの需要が増える中、空いた時間での休憩を如何に充実させるかといった部分に焦点を当てた新しいタイプのコワーキングスペースが登場してきています。
今回の記事で取り上げたコワーキングスペース×温浴施設という組み合わせですが、実はコワーキングスペースが注目を浴びる以前からスーパー銭湯の休憩室でパソコン作業をする事は可能でしたし、そういった人は存在していたようです。
そのためかコワーキングスペースの需要の高まりにかなり早い段階で対応した業態の一つで有ると思います。リラクゼーション×仕事というのはもともと相性の良い組み合わせなのかもしれません。
では現在ではどのようなタイプのコワーキングスペース×温浴施設があるのでしょうか、利用する方のタイプに分けておすすめの施設をご紹介したいと思います。今回は利用する方も多い関東エリアでご紹介できたらと思います。特にランキングをつけている訳では無く注目の施設をご紹介できたらと思います。
どうせ温浴施設でコワーキングスペースを利用するならお風呂が充実してる方が良いよという方におすすめなのが千葉県習志野市にある温浴施設
天然温泉湯ーねる
原泉かけ流しの温泉や、露天風呂等6種類の豊富な種類のお風呂が用意されております。露天風呂では16時頃から大型プロジェクターで映像を流す等、変わった取り組みもあり、お風呂好きな方も楽しめる施設ではないかと思います。
サウナや水風呂の設備もあります。コワーキングスペースは入浴施設利用料とは別となっておりますのでご注意ください。こちらはタオル、館内着別料金となっておりコワーキングと入浴を考えると(入浴料平日900円土日祝950円)コワーキングスペース利用料ドロップイン5hで500円、となっており平日1,400円、土日祝1,450円から利用できますので比較的リーズナブルであるのも特徴です。個室貸切プラン3h 5,000円、5h 8,000円などもあります。
かるまる 池袋店
東京都池袋に2019年に誕生した最新のサウナ&カプセル施設です。サウナをメインに考えられた施設なので特にサウナ好きな方に大人気な施設となっています。岩サウナ、ケロサウナ、蒸しサウナの3種類と会員のみの完全予約制の薪サウナの4種類です。
またサウナ好きにはたまらないポイントがもう一つ、水風呂がなんと4種類。14℃、25℃、33℃のジェット風呂と一桁温度の超低温風呂と好みに合わせて選ぶことができます。お風呂も5種類あり、コワーキングスペースは休憩スペースとは別で作られているので仕事にも集中できます。
24時間営業のため時間を考えずに利用できるのも良い点の一つです。ただしこの施設、残念ながら男性専用の施設となります。利用料金は一般で2,980円でタオル、アメニティ込みです。金曜祝前日はプラス480円、土日祝はプラス980円となっています。池袋駅から近く徒歩5分の立地を考えると少し高めの値段設定も致し方なしといったところかと思います。
作業スペースが快適でないと意味がないという方におすすめなのは東京都墨田区にある
両国湯屋 江戸遊
こちらの施設、お風呂の種類が6種類、サウナの種類は3種類(男湯専用と女湯専用があるので実質2種類)岩盤浴も3種類(ラドン岩盤浴のみ別途料金一日1,000円)と温浴施設としても十分に充実しているのですが、何よりも大きな特徴はそのコワーキングスペースにあります。
2019年にリニューアルオープンしたときに湯-workというコワーキングスペースを設け、改装の再に旧湯船を残し浴槽の縁に机をつけたテーブル席として利用しているのでまるでお風呂の中で仕事をしているような面白い感覚が味わえます。
壁のタイル絵も銭湯のような赤富士が描かれておりいい雰囲気を醸し出しています。また旧サウナを改造した会議室や旧シャワー場を改造した没入ブース等遊び心に富んだコワーキングスペースとなっており、色々な場所で仕事をしてきたノマドの方にも新しい刺激のある空間になっているのでは無いかと思います。
利用料金は一般で2,750円タオル、館内着込みですが細かい料金設定が無い分気軽に利用しやすいと思います。また会員入会が入会費500円、年会費500円とリーズナブルなので気に入ったかたは会員になることをおすすめします。
東京都千代田区に2019年にオープンした温浴施設。読み方は「らくすぱせんとう」。2019年に経営が代わりリニューアルオープンとなりました。作業スペースの利用にはRAKU SPAコース(平日1,490円 土日祝1,590円)の利用が必要となります。
こちらは全体的に広くは無いのですが秋葉原、御茶ノ水から近くアクセスが良い点と24時間営業ということで不意に利用する事もできる点が便利な施設となっています。料金としては入浴のみ(470円)サウナ付き(970円)もあります。
神奈川県からオススメとしてこちらのスカイスパYOKOHAMAを紹介させて頂きます。こちらは横浜駅東口に直結しているビルの14階というアクセスの良さと、高層ならではの景色を楽しむことができる事が最大の特徴となっています。
それだけではなくサウナもかなり有名で横浜の景色を展望できる大きな窓がありかなり広い作りとなっていて充実して温浴設備が整っています。
またその立地からコワーキングスペースもいち早く導入しており、KOOWORKの名称で会議室やミーティングルームなどの設備も整っています。もちろん個人で作業する場合もカフェのような作業スペースやゴロゴロできるような作業スペースまで各種整っており、快適な環境となっています。利用料金は一般2,450円(混雑緩和のため現在2,600円)で5時間利用でき延長1時間330円と立地にしては比較的利用しやすいと思います。
今回ご紹介した施設はとくにオススメな施設で、有名なところが多いと思います。
コワーキングスペースとしては家や仕事場から近い事も重要な要素であると思いますのでまだまだ他にもコワーキングスペースや作業スペースのある温浴施設は存在します。近場のスパー銭湯や銭湯などもこういった取り組みを始めている可能性もありますので一度調べて見てはいかがでしょうか。
あるいはたまには遠出して地方でこういった施設を調べて宿泊してみるのも気分転換になるかもしれませんね。北海道に行ってみるとか関東から大阪に行ってみるなどの利用方法も気分が上がり良いかもしれませんね。
大抵のスーパー銭湯ではレストランが入っていて食事もできますし、飽きたら漫画が読み放題のところもあります。スーパー銭湯を巡ってノマドワークなども面白いかもしれませんね、今後もこういった施設は増えてくると思います、既存のスーパー銭湯等でもコワーキングスペースを設けるところも出てくるでしょう。お風呂好きが多い日本では新しい文化となり得るかもしれません。
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