コワーキングスペースの需要が現在爆増中!?

コワーキングスペース

コワーキングスペース、シェアオフィス、サテライトオフィスと呼ばれる施設の需要が2020年からの新型コロナを機に今、人気、需要が急速に大きく伸びています。

街を歩いていると駅の中にワークスペースを設けていたり、カラオケ、漫画喫茶と呼ばれる所にもワークスペース関連の看板を新たに設けている店舗やお知らせが目立ちます。 とりあえず漫画喫茶やカラオケに問い合わせしたら働く人向けのワークスペースありそうですよね。 これからは「え?前は違ったのに、こんな所にもオープンしたの?」という場所にもコワーキングスペース化が見られるかもしれませんね。

コワーキングを提供する運営会社側もこのコロナの終息がかなり長引く予想をし新たな働き方に対応すべく働く場所を提供する動きが活発になっています。 ですが、まだまだ在宅勤務、リモートワーク、テレワークの流れになるには日本では時間がかかるかもしれません。

日本でもコロナの影響による緊急事態宣言が初めて発出された時に海外に似たようなロックダウンを去年行い、最初はリモートワークをされている方も多く見られました。それが一旦解除され、その期間が終わると徐々に人出は増え、リモートワークも限られた人しかやらない企業も増えてきたのではないでししょうか。

コワーキングスペースの需要は今後はまた増加していくのでしょうか。 この記事では様々な観点から色々な方法を考えられればと思います。

コワーキングスペースの実態

コワーキングスペースの数

日本のコワーキングスペースの数は2021年現在、約1100店舗だそうです。 それから約5年前の2016年辺りでは約100店舗位だったそうです。 5年で約10倍以上にはコワーキングスペースが増えていますね。

コロナが流行する前から徐々にコワーキングスペース、サテライトオフィスと呼ばれる施設は増えていき、このコロナが流行した事により働き方は変わり色々な場所でコワーキングスペース、サテライトオフィスは増えていく事と予想されます。

コワーキングスペースの日本全国での割合

日本国内ではどの地区にコワーキングスペース数は多いのでしょうか。 関東圏が約50%、近畿20%、中部10%、九州、東北がそれぞれ5%、後は四国、北海道、四国の順でした。 この結果は想像通りで人口が多い所にコワーキングスペースも設置され需要があるのでしょうね。

また、東京都内でも港区、千代田区、渋谷区、中央区、新宿区に都内の全コワーキングスペース数の7割が密集しており、働く人の多さやビジネスの中心が直接コワーキングスペースの設置されている場所にも影響されていますね。

コワーキングスペース世界的な数

日本では今現在もコワーキングスペースの数は増えていますが、世界的に見るとどうなのでしょうか? 2017年では約1万4000件以上のコワーキングスペースがありました。そして2022年には3万件以上を超えると予測されているそうです。今後、このコロナ渦が長く続くのであればまだまだ増えていきそうですよね。

コワーキングスペースの利用目的

どのような目的で利用しているのでしょうか。 インターネット調査によると85%の方が仕事、10%の方が学習や読書、5%の方が趣味、交流に利用されているそうです。 やはりほとんどの方が仕事場、第二の拠点として考え利用されているのですね。 近年ではフリーランスや副業の方も増えそういった方々にとってもローコストで利用できる場所は最適ですね。

コワーキングスペースの利用頻度

インターネット調査、レポートによると一月に数回未満の方が65%、週に1回が25%、週に2~3回が10%とうい結果でした。 この結果からあまり利用頻度が高いというイメージはありませんが、様々な事が考えられます。

やはり、まだまだ会社によって出社日を設けている企業も多く完全テレワーク、在宅勤務という企業が少ないからだと思います。会社のオフィスで仕事をしているのにコワーキングスペース等を使う理由、必要性もないですものね。 お国柄にもよると思われますが、まだまだ古い体質の考えをもった経営者も多く世界が変わりはじめ、必要性を感じようやく変えていこうという流れだと思います。日本は先陣を切るといったイメージ的なものがないですものね。

コワーキングスペースの適正価格

コワーキングスペースの料金は通常いくら位が適正と考えている方が多いのでしょうか。 ドロップイン(一時利用の料金の場合) 1000円以下40%、1500円以下20%、2000円以下15%、3000円以下10%、500円以下10%という結果でした。 場所、設備に違いはあれど1000円未満で利用出来るのであれば利用したいという方が多く見受けられる結果となりました。 まだまだサラーリマンにとってはコワーキングスペースの利用をする際に経費等で認めてもらえない会社も多くあると思いますので、1000円未満ですとカフェで仕事をすると考えると許容範囲という考えが多くいるのではないでしょうか。

コワーキングスペース利用時に重視する点

コワーキングスペースを利用する際に重視する事はどのような事が多くを占めるのでしょうか。 快適な施設、環境65%、料金30%、交流5%という結果でした。

快適、清潔なコワーキングスペース、駅近等、コワーキングスペースを利用する上では重要ですよね。 安くても汚いビル、利便性が悪い場所は敬遠してしまいますものね。 また、分かりやすい一覧で見られるサイトや検索、最新の設備や会員プラン契約も受け入れやすい価格設定にしておく事もメリットを感じまた利用しようと選び、思って頂くには重要ですね。

コワーキングスペースの展望や課題

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コワーキングスペースは快適で利便性が高い、駅から近くアクセスが良いのが魅力的ですが、それは今現在はある地域の人しかユーザーになっていない現状だと思います。

地方勤務のサラリーマンの社員の方々は車通勤も多く、都内の様に時差出勤、または出社人数を減らすといった国、都からの要請も少なくコワーキングスペース、サテライトオフィスといった場所を利用する場所はあったとしても、利用する人は少ないと思われます。

ただ、日本でも徐々に副業を認める企業、地方でもなんでもフリーランスとして働く人が増えていけば地方の方であっても自宅以外で仕事に集中出来る場所はあって欲しいと思うのではないでしょうか。

フリーランスの方が増えていけばビジネスチャンスが広がりコワーキングスペース店舗によっては法人登記登録も可能な場所があるのでそういったサービスを活用しスタートアップ事業としてやっていこうという方も多くなるのではと感じます。

アメリカでは人口の35%がフリーランスとして働かれているそうです。 日本では現在、人口の15%程度がフリーランスで働いており、まだまだ副業解禁の流れが加速すれば拡大し増えていくと思われます。

都心には都心の地方には地方の仕事や業種があると思います。その場所、場所に新しいニーズに合ったサービス、環境、空間を導入、提供しlineやfacebook、twitter等のSNS、サイトで情報発信をしていけばコワーキングスペースが各メディアで取り上げられ紹介され認知、数が広まり増えていくと思います。