ニューノーマル、新時代を生き抜く為に
私達の生活は2020年大きく変わりました。そうコロナウィルスです。
今も尚、その影響を受け終わりの見えない世界にいます。
街を歩いている人達は皆、マスクをして付けていない人を見る事の方が珍しくなりました。
飲食店に入ればアルコール消毒、検温をお願いされ、アルコールも以前のように提供はされていません。
今後どのような事が常識とは無くなり、どのような事が新しい常識となっていくのでしょうか。
私達の働き方、未来はどのように変化していくのでしょうか。
一言で言いますと、新常識です。当たり前でなかったのにそれが当たり前になる事です。
以前は電車の切符は乗降車時に駅員さんが手切りで対応していました。
それが現在では駅員さんが手切り対応していた仕事が自動改札機に変わり、ICチップ内蔵の交通電子決済カードを利用されている方が大半だと思います。
今ではこれが常識ですよね。でも少し前まではそうではなかったのです。
私達の常識がアップデートされていく、これがニューノーマルです。
一回目の緊急事態宣言が発出された当時、日本のみならず様々な国々で大々的なロックダウンが敢行されました。人流を抑制する事によりウィルスを封じこめる事が狙いでした。しかしそれに合わせすべての業種で仕事を停止した訳ではありません。
企業によっては家でも仕事が出来る環境を整え、業務に励むという形をとり、国も推奨していきました。この頃からテレワークという言葉が日常化したのではないでしょうか。
朝起きて、電車に乗り、オフィスで働くから朝起きて自宅で働くに変わりました。
けれども緊急事態宣言明け後はテレワークを止め以前のような働き方に戻った方も少なくないのではないでしょうか。
テレワークが常識になるのかならないのかは今後、コロナに打ち勝つ事が出来るか出来ないかによって変わる可能性もありますが、一石を投じた事の意味は大きい変化の前兆の様だと感じます。
では、仮にテレワークがニューノーマルになった世界で私達が求められる、スキル、仕事はどのようなものが必要になり重宝されていくのでしょうか。
テレワークがニューノーマルになる=デジタルリテラシーが必要です。
デジタルリテラシーとはインターネット、デジタル情報、それらを活用できるパソコン、スマートホンの器機等に詳しく、駆使出来る能力の事です。
パソコン、スマホを使わずにテレワークをするには念能力でもなければ難しいでしょうか。
スピーディな仕事を求められるにはタイピング技術も必要でしょう。
限られた時間で求められる結果を出すには質、スピードが必要です。
タイピングを習得する事により仕事の内容を考える事に時間を多く使え、それを文字に起こす時間を大幅に短縮する事が可能となり仕事の質、スピードに大きく寄与する事でしょう。
ちなみに、一分間に60文字入力出来れば実務レベル、一分間に倍の120文字入力出来る様になるとマスターレベルと認められるそうです。
人と人が仕事をする上でコミュニケーション能力も必要でしょう。
例えば、チームで仕事をする上で対面でのコミュニケーションがなくなると生産性が低下する事も少なくありません。オフィスでの仕事の場合、横に上司、同僚等がいるので気軽に相談しあい、間違いがあればその都度指摘もしてくれるでしょうが、一人で仕事をしている場合、間違いがあってもすぐに気付かず何時間も無駄な作業をしてしまう可能性もあると思います。
コミュニケーションを高めるには直に会って会話、相談をするのが一番とは思いますが、電話、オンライン、ビジネスチャット上で出来る限り相手とのコミュニケーションを図ることも大切です。
テレワークは基本、自宅でされる方が大半だと思います。
ですが、一度経験して自宅では仕事に集中出来ないという方も多いのではないでしょうか?
図書館、ファミレス、カフェ等で勉強されている方を見る事はよくありますよね。
家だとまだ子供が小さく騒がしい、自宅なので緊張感がなくダラダラとやってしまう、様々な理由があるとは思います。
そういった中で最近では集中して仕事が出来る環境を整えてくれる企業も増えてきています。
漫画喫茶、カラオケ店等の店内を改装しテレワーク対応と謳っているのを最近多く目にします。家では集中出来ないという方にはおすすめですね。
寂しがり屋な方で個室はちょっとと思う方は、コアキングスペースがおすすめです。
図書館やカフェのオープンスペースに個人のみならずあらゆるワーカーが利用しそこで自分の仕事をする事が出来ます。
孤独感を感じずに仕事が出来るのはいいですね。
おそらく長い目で見ればほとんどの仕事はAIに仕事を奪われると思います。
ただ、奪われる順番はあると思います。それを決めるのはそこに多く人間が関わっている業界、職種だと思います。なぜならそこをAIに置き換えられれば大幅なコストの削減、効率化を計ることが出来、経営者側にとっては求められているニーズになるからです。
いままではマンパワーが常識でしたが、これからはAIによる自動化に拍車がかかる世界が新常識、ニューノーマルとなるでしょう。
例えば、工場で働く人のAI化です。これは既にもう始まっています。自動化技術が進んでいる産業では順次マンパワーからAIにシフトチェンジしていく事でしょう。
AIで自動化しても魅力のない分野の職業がニューノーマルな世界でも生き残れるでしょう。
アート、芸能、スポーツ、この分野を仮にAI化しても物新しさ珍しさはあるかもしれませんが魅力的とは思えないのではないでしょうか。
なぜなら人が評価を下す場合、断片的な部分のみを見るだけではないからです。
それを作成した人はどういう人間性で、どのような背景でどのような想いで作成したのかと目では見えない数字では表せない物の評価を想像し加える事が出来るからです。
この心情の部分はおそらくAIには入ることの出来ない領域なのではないでしょうか。
ですが人間の想像を超えてくるのもAIかもしれません。
閲覧履歴